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2017年12月

楽天的

 東南アジアの国に旅行すると日本人はみな「まあ、いいじゃない」のような言葉を覚えて帰る。つまり彼らはおしなべてびっくりするほど楽天的で、物事を急いだりしない。そんな彼らに旅行者はちょっぴり憧れを抱くわけだが・・

 実際彼らと共同で仕事を進めなければならない立場になると、ふざけるなあ!!とっとと動け~!!と毎回、あせる、いらつく、怒り爆裂。
 現在、日本、ラオス双方で、2018年2~3月のお互いの行き来の段取り真っ最中。半年以上前に航空券を予約する日本人が多いために、もはや来年の残席わずか・・ところが、わたしにやいのやいの言われて旅行代理店に駆け込むはずだったトー夫妻。途中のお寺でおまいり。ついでに住職の説教までききやがって、それをまたありがたく私に伝えようとする。ぶち殺すぞ、この野郎・・といわれてやっとふたたび代理店に向かうが、あれえ、全部チケットが高くなってるう・・フェスティバルやめようかなあ・・私は日本でネットを前にして、たったひとりで罵詈雑言をわめきながら大暴れしている。

初日の出

 年末は、なんだかわからないけどワサワサと日々が過ぎてゆく。


私は海に近い岩手の町で生まれた。18歳で町を離れるまで、毎年初日の出だけは、ひとりで海岸に見に行った。岩手の朝は寒い。寒いのは今でもとても苦手。それなのにたぶん10歳くらいのころから、朝ひとりで起きだし、重装備をして海岸にゆき、日の出をみた。たぶん初めのころは友達と一緒だったのだろう。だんだんひとりで行くようになった。日の出スポットはあえて避けた。水平線から日が昇る場所はたくさんあった。なぜ、あんなにひとりで日の出をみることにこだわったのか・・今となってはなぞのまま。

お名前騒動

 

トーの本名は、「ラタナコーンインシシエンマイ」である。海外がらみの仕事をするとき、彼の名前にかかわる人は、たいへん苦労する。本人は、トーでよい。というが、トーというのは、単なる「あだ名」である。ラオス語で表記すれば、そんなに複雑ではない本名。ところが英語表記となるとラオス人も確かめないとわからない。重要な役柄で出演している映画のタイトルロールに表記されているトーの名前。全然ちがいます。誰だかわかりません。以前韓国に行った時、大変流暢な司会者さんが、トーの名前を前にして絶句、冷や汗を流しながら「ラ・・ラタナコラ??」と言ったときは本人も爆笑してしまった。ラオス語→英語→ハングルでは正確な音など不可能。「世界の言葉はいろんな音なのさ。」とたいへん寛大なトーであった。

土を買う。

日本滞在も長い日本語の上手なラオス語の先生が「植物を植えたいけど、土はどこから掘り出してくればいいの?」と聞くので「ホームセンターに行って買え。」というと、自分が日本語を間違ったと思ったようで、あわてて「土地じゃなくて、土だよ。1~2Kgの土」「ホームセンターで土地は売っていない。1~2Kの土が袋詰めで売られているからそれを買うんだよ。」というと、ほんとに、まじびっくりしたらしく「あ」の口をしたまま、しばらくボーゼンと人の顔を見ていた。Img_4638


以前、ラオス国内ツアー中、花好きなトーは、ある家の庭に美しい蘭が咲いているのを見つけ、づかづか入って行って、花を褒め、只で蘭を株分けしてもらい、大きなヤシの実の殻にはいった土の中に植えてもらってかえったことがあった。その時は、私がしばし「あ」の口だった。

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