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2018年8月

夏のおわり

地上はまだまだ暑苦しいが、高地は夏の終わりを漂わせている。最後の蝉しぐれ、たそがれ時の空。Img_20180824_183151_2


相変わらず、山、温泉、ビール至福。
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至福の時間

毎年、暑い暑い季節、長野県飯田市で開催される人形劇フェスティバルに参加する。今回は、前半ラオスのルートマニー氏と、後半ひとりで上演と7月末から2週間の長丁場。いつでも楽しみは、上演で汗をいっぱいかいた後、近くの温泉につかり、たそがれ時の野山を風が渡ってゆくのをのんびりながめながらビールを飲むひととき。Img_5189

 
 まだ真っ暗になる前のたそがれ時、鳥たちは鳴き交わしながら山に帰り、風が木々をふるわせている。しかし・・2週間にてこんな悠長な時間に温泉にこれたのは、たった一日。あたりまえだ。夜も忙しいのだ!!夜までいろいろ働いて、合間にいろいろな上演も見て、閉店直前の温泉に飛びこみ、あとかたずけをしている温泉食堂でぐびぐびビールを飲んでいた。それでもとても有意義で楽しい2週間だった。
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災害

 日本でも大雨など災害が頻発し、年ごとにたいへんなことになっている。これは世界的傾向だ。今年、ラオスは大変な災害に見舞われている。雨季後半の洪水は毎年のことで比較的みんな慣れているが、今年の災害はダムの決壊だ。海外資本で作られたダムが、決壊。ここ数年で作られた膨大な数のダムはすべて海外資本が絡んでおり、その多くが現在決壊危険状態にある。簡単に決壊してしまうダム。つまりこれは人災だ。

 わが親戚村の側のダムも決壊危険情報が発令され、従業員(全員中国人)は全員逃げてしまった。さて・・山奥にポツンとたたずむわが親戚村・・SNSで聞いてくる。「逃げろと言われても・・どこに逃げるのさ。」ラオスは今まであまり大きな災害に見舞われたことがなかった。政府や行政に災害支援準備は皆無。村々も未経験。著しい知識不足。車などを雇って逃げるには村に金などない。逃げてゆく避難所などどこにもない。たしかに・・どうしたらよいか途方に暮れるだけだ。数日前から環境NGOなどに連絡を取って対応策を模索しているが、政治的事情もあってどうしようもない。歯がゆい!!人間の欲による人災!!どこまでもつづく。

自然を見る目

トーのパパ、ルートマニーとずっといっしょに仕事をする。日本で素材を探して日本素材でオブジェをつくるというのも大きなミッションのひとつ。いっしょに山に素材を探しに入る。ラオスの森は多様だ。ヤシの実やひょうたんのような大きな実もころがっている。日本は松ぼっくりばっかり。よくあるよね。松ぼっくりでつくった人形・・というと「あほ」といわれる。松ぼっくりだって一つ一つ違う顔をもっている。日当たりがいいところにいたやつ。なにか被害にあってかけたやつ。そこから広がるイメージは、ひとつひとつちがう。古道具だってそうだ。かれらがハンズに興味を示さず、落ちているものばかり拾うのは、へこんだり、ひしゃげたり、使い古されているものたちはひとつひとつ違う顔をもっているからだ。自然はデータではない。個別なのだ。何度も何度も、彼らにそれを教わり、すぐに忘れてしまう。Photo

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