« 2018年9月 | トップページ

2018年10月

読むこと、書くこと、話すこと。

 トー以外の劇団メンバーをはじめ、ラオスの友人たちは、用がある時、VICEメールを使う。つまり文字ではなく音声。しかし、不鮮明で大事な用でも聞き取れない。彼らは、読むこと、書くことが信じられないほど不得手なのだ。完全に環境の問題。我々は、日常の中で買い物する時でも、駅構内を移動するときでも、常に字を読んでいる。しかしラオスでは、商品のポップはなく、道路標識も少ない。一番交流のある年代は、革命直後に生まれたメンバーが多く、そのころラオスには本をはじめ、字が書いてあるものがほとんどなく、教育にも手が届かなかった。彼らの知能は私よりずっと高く、複雑な電子機器の扱いなど生まれた時から知っているような塩梅だ。フランス語をぺらぺらしゃべり、英語もいざとなるとわたしよりずっとうまいトーが、簡単な英語表記が読めなくて聞いてくる。トーいわく「読むこと、書くこと、しゃべることはまったく別のもの。あんたはラオス語が書けるけど、しゃべるとひどいでしょ。」たしかに・・

« 2018年9月 | トップページ

プロフィール

無料ブログはココログ