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2019年5月

ラオスで楽しいことのひとつに、「ものがないのにやってしまう」というのがある。たとえば以前、劇団ツアー移動中の真夜中、水牛の群れと車が衝突、車がほぼ大破した時、劇団メンバーはたったひとつのヘットランプのあかりをたよりに針金ハンガーだけで車を直したことがある。電線のないところに未知の場所から電気をひいてきて照明をつけたり、楽器がないのに鍋や木の実をつかって音楽をつくったり。ほんとにないからしかたなく工夫している。とも言える。しかし、それを目の当たりにすると、人間がもともともっている能力にたいして力がわいてくるのだ。彼らのパフォーマンスに関してもそのことは限りなく言えるが、先にあげた例は専門職の話ではなく、日常に起きた出来事の中で工夫していい感じで乗り切っていく力のことだ。ものがあふれている世界で暮らしている自分はそんな力が摩耗していて劇団メンバーにいつもバカにされるが、そんな出来事に出会うたびに生きていてよかったと思うのだった。

森で眠る。

 ラオスのジャングル村で眠っている夢を見た。そういえばずいぶん長い間、森で眠っていない。Img_1795 村が寝静まる頃、森は人間とは別の世界が目を覚ます。 呼びかわすサルたち、切り裂くような不穏な鳥の声、木々のざわめき。森の音を聞きながら眠るのがとても好きだ。すごくこわいんだけど、なぜか深い眠りに落ちてしまう。または夜明け前に起きて、闇が明けてゆくのをみつめるのも好きだ。あ~モーレツに森で眠りたい!!

大道芸

やっと暖かくなった気持ち良い晴れの日、ひさしぶりに大道芸。どうも苦手な大道芸だが、楽しかったなあ。

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