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二つのユニット

現在、地方で地道にがんばっている民俗音楽系の芸術集団はべつにして、共産主義国ラオスでは、民間でがんばっている芸能集団は二つしかないといっても過言ではない。そのふたつも、生まれたばかりだ。

ひとつは、われらがトー率いる「もちごめ」で、もうひとつはラオ・バンファイ。意訳すると「ラオスのミサイル」とでも訳そうか・・ヒップホップユニットである。もちごめは、オブジェクトシアターなのだから、関係ねえだろうが・・と思うが、なにしろ、ふたつしかなく、どちらも30歳になったばかりの兄さんが率いており、どちらも勢いと才能にあふれているのだから競争意識は高まるばかり。先日、あるフェスティバルで両チームがそれぞれブースをだした。ラオバンファイは大きなスクリーンで上演映像を流し、宣伝DVDを只で配っていた。それに対して「もちごめ」は、超アナログに竹でできたオブジェを飾っていた。そもそも「もちごめ」とミサイル。名前だけでもなんだよ。

トーは対抗してむきになるが、私は両方あることですごくいいなあと思う。なぜなら、両方とも、ぜんぜん違うジャンルなのに、同じことで競っているのだ。つまりオリジナリティー。ラオ・バンファイはヒップホップなのに、彼らに流れる血、彼らの文化を絶対忘れない。だからどちらも、世界でここにしかない作品を提供することができる。

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