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西行と共に桜を

Img_2145 桜の季節はいつも西行を想う。千年も前の人なので、ほんとうのところは謎だ。しかし、自分の表現活動にとって、大きな影響力を持つ人である。

若い頃、「花鳥風月」というのはどうもあほすぎると思っていた。しかし西行の生きていた環境を知ると彼はどうも多くの地獄を見、体験したひとのようである。生きてゆく苦しみを芯から知っている人が、「心狂い」になるほど情熱を持って桜と対峙してゆくとはどういうことであろうか?

アジアの僻地で過酷な暮らしをしている人々は、時に自然の恩恵の中に入って本気でそれらと戯れ、受け取り、渡し、もの狂うことがある。Img_2139 西行が桜と対峙してきたのも最大の喜びである半面、とても厳しいものだったのではないだろうか?

すべてはなぞである。なぞは、なぞのまま、桜の季節は、西行の歌をかみしめながら、桜と戯れ続ける。

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