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2012年5月

湖西線

夏のチェオボン公演広報活動のため、大阪へ。たくさんの方々からご協力いただき、アジア関係で、熱く動いていらっしゃる方々のお話をたくさん伺い、スッパダカーズさんとのいきなりジョイントライブ「みつりん」もわくわくし。濃厚な4日間でありました。以前は、日本欧米システムで創作していたが、最近すっかりラオス化して命が燃えているという集中力だけがパフォーマンスの要になった。これって、エネルギー消耗率が異常に高い。上演後、人間としてバッテリー切れになる。口はきいているが、脳はカエルくらいしか動いていないのだ。(普段でもイルカくらいしか動いていないが)

そこで湖西線。今回も、湖西線沿線のお宅にお世話になった。京都から約1時間Img_2163 。琵琶湖の西を回るこの路線に平日夕方一人で乗る。車両は、私ともうひとり、スーツにアタッシュケースのバリッとしたサラリーマン風の方だけ。本を開こうと思うが、なぜかぼんやり琵琶湖をみてしまう。缶ビールをのんだら、極楽とはこういうところにちがいないと思ってしまう。なにげなくサラリーマン風さんをみると、ネクタイをゆるめ、缶ビール片手に、今まさにソックスをぬいでいた。そう、極楽の服装はゆるいのだ。

この写真は広報に伺った民俗学博物館

ポピーを見ると走り出す。

 15年ほど前にラオス政府の役人さんと、某ラオス田舎道を車で走っていた。おしっこするべと思い、車を降りてみると、一面の花畑。けしである。ブルーの可憐な花があたり一面に咲いている。息をのむ美しさに、カメラを取り出す。それをみたお役人。ぶっとんできてどなる。「やめろ~~!!ここをどこだと思っていやがる。ゴールデントライアングルのど真ん中。これはみんなアヘンだぞ。写真なんかとったら、マフィアにズドンだ。」げっ!あたりを見回すが、マフィアどころかひとっこ一人見当たらない。せいぜい水牛がいるだけ・・私が、ぼけ~っとしているので、お役人、しっこもしていないのに、ひきずるように車に乗せ、車内で怖い話しまくり。

さすがに怖い話だったので、びくつく。Img_2159
それ以来、ポピーを見ると、どうしても足早に去ってしまう。これは日本の我が家の近くのただのポピー。けしの花とポピー。専門的にはちがうのだろうが、同じに見えます。ゴールデントライアングルとケシ栽培の話も、世界情勢の複雑なあだ花であり、お役人は、お役人という立場から、外国人に見せたくなうものを見られたという気持ちもあったに違いない。アヘンの問題は、単純ではないのだ。

しかしそれ以来、ポピーは見過ごせなくなってしまった。

アナログすぎるワタクシ

 ラオスは今、猛暑真っ盛りである。トーにスカイプをつなぐと、パンツいっちょでゆだって登場。ときどき登場する息子たち。全裸・・いくら自宅だって・・そんなに暑くない日本でみるとなんだよそれ・・文句をいうと
「だって急用だっていうから、しかたなくつないだんだよ。あんただってダレた服きて、ねぼけた顔してるぜ。」
といわれる。たしかにバタバタと自宅でつなぐとそうなる。15年ほど前、ラオスに彼氏がいた私は、せっせと手紙を書いて送った。国際電話回線があるにはあったが、肝心の彼は電話を持っていなかった。手紙は着くまでに2週間かかった。住所もなかった(今でも、一部都市以外、住所はない)ので、もよりのお寺に送っていた。彼が、お寺に参拝に行くと、手紙がきているという、なんとも考えられない時間軸。でも、私には、あんがいそっちの方があっていた気がする。

ゆでだこのようなトーにうんざりしながら、あちこちにネットをつないでいると、重要なシーンで、PC故障・・しかし、世の中は、ラオス、日本が瞬時につながるという条件でどんどこ動いている。あちこちからどうなっているんだ!という電話。PCメーカー、プロバイダー、NTT全部のカスタマーセンターに電話して、さっぱりわけわからんワタクシ。手紙にしませんか?

新緑は、雨が好き。

20120502132618_deco ある雨の日、東京近郊の渓谷を歩く。都会の町で、雨はうっとうしいけど、山の中で雨に濡れてしまうのは、今の季節、気持ち良い。
 この日は朝から雨。山は霧にけぶり、新緑はよみがえったように生き生きと光っている。

息を切らして山道を登り、みつけた東屋でおにぎりを食べ、緑に囲まれて、歩きまわる。

無駄に疲れて、温泉に辿り着くのが好きです。わざわざ歩いて山の温泉に行く。GWの最中だったが、温泉は閑古鳥。「雨の中を歩いてくるImg_2154 人なんかいませんよ。」と従業員さんは言っていた。露天風呂で眠りそうになりながら、降りつづける雨をみる。極楽。

パドマさんのライブ

グンデルワヤンは、バリ島にあるガムランの小さな形式、二人組「パドマ」さんの奏でる音が大好きで昨夜、ライブにゆく。Img_2148
 共演された影絵もすてきだったが、影絵にからむパドマさんの音の絡み方が、なんともグッときてしまう。なんだかパドマさん会うたびに、パワーアップ。 

カンボジア影絵「スバエク」の福富さんといっしょに行ったが、彼女は途中で踊り出したくてひくついている。そうなんです。このアジアの音楽、カンボジアの影絵伴奏も音やリズムが天に昇ってゆく感じが似ているが、はじめはなかなかなじめなかったりする。でも、聞きなれてくると、なんだか勝手に踊りだしたくなるよお~
 もちろん、演奏がかなりアジアの精神において、いけていなくてはいけないけど。

Img_2150 図に乗った私たちは、帰り道祖師谷大蔵のシンボルであるウルトラマン前で記念撮影。

ガムランもウルトラマンも永遠です。

              

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