湖西線
夏のチェオボン公演広報活動のため、大阪へ。たくさんの方々からご協力いただき、アジア関係で、熱く動いていらっしゃる方々のお話をたくさん伺い、スッパダカーズさんとのいきなりジョイントライブ「みつりん」もわくわくし。濃厚な4日間でありました。以前は、日本欧米システムで創作していたが、最近すっかりラオス化して命が燃えているという集中力だけがパフォーマンスの要になった。これって、エネルギー消耗率が異常に高い。上演後、人間としてバッテリー切れになる。口はきいているが、脳はカエルくらいしか動いていないのだ。(普段でもイルカくらいしか動いていないが)
そこで湖西線。今回も、湖西線沿線のお宅にお世話になった。京都から約1時間 。琵琶湖の西を回るこの路線に平日夕方一人で乗る。車両は、私ともうひとり、スーツにアタッシュケースのバリッとしたサラリーマン風の方だけ。本を開こうと思うが、なぜかぼんやり琵琶湖をみてしまう。缶ビールをのんだら、極楽とはこういうところにちがいないと思ってしまう。なにげなくサラリーマン風さんをみると、ネクタイをゆるめ、缶ビール片手に、今まさにソックスをぬいでいた。そう、極楽の服装はゆるいのだ。
この写真は広報に伺った民俗学博物館
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