« アナログすぎるワタクシ | トップページ | 湖西線 »

ポピーを見ると走り出す。

 15年ほど前にラオス政府の役人さんと、某ラオス田舎道を車で走っていた。おしっこするべと思い、車を降りてみると、一面の花畑。けしである。ブルーの可憐な花があたり一面に咲いている。息をのむ美しさに、カメラを取り出す。それをみたお役人。ぶっとんできてどなる。「やめろ~~!!ここをどこだと思っていやがる。ゴールデントライアングルのど真ん中。これはみんなアヘンだぞ。写真なんかとったら、マフィアにズドンだ。」げっ!あたりを見回すが、マフィアどころかひとっこ一人見当たらない。せいぜい水牛がいるだけ・・私が、ぼけ~っとしているので、お役人、しっこもしていないのに、ひきずるように車に乗せ、車内で怖い話しまくり。

さすがに怖い話だったので、びくつく。Img_2159
それ以来、ポピーを見ると、どうしても足早に去ってしまう。これは日本の我が家の近くのただのポピー。けしの花とポピー。専門的にはちがうのだろうが、同じに見えます。ゴールデントライアングルとケシ栽培の話も、世界情勢の複雑なあだ花であり、お役人は、お役人という立場から、外国人に見せたくなうものを見られたという気持ちもあったに違いない。アヘンの問題は、単純ではないのだ。

しかしそれ以来、ポピーは見過ごせなくなってしまった。

« アナログすぎるワタクシ | トップページ | 湖西線 »

メコンの木霊(日記)」カテゴリの記事

プロフィール

無料ブログはココログ