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2012年9月

不思議な夢

 あまりの奇想天外さに自分でもあきれたが、動物が運動会をしている夢を見た。ゾウ、にわとり、ヤモリ・・などたくさんの動物が、雑多に交じっていっしょに徒競争のスタートラインに立つところから始まる。夜中に一度起きて、あきれたが、また眠ると続きを見た。長い長い夢だった。

出てくる動物は様々だが、それぞれはなじみの個体である。ゾウは、○村のあのゾウ、ニワトリは隣で飼っているあのへんな泣き声のニワトリ。みんなラオス暮らしのおなじみだ。そう、ラオス暮らしの中では、森も木も、種類だけでわけているのではない。すごく仲の良い犬も、しばらく日本にいて、ひさしぶりにラオスに戻ると、すっかり忘れていて、ちょっと吠えたりする。まったく情報分析できないところが好ましい。村にいる薬草採りのおばあさんは、草もみんな違うという。
 なにかとてもうれしくなる夢だった。

中央線に乗って

 金曜日、夜10:30.お茶の水から中央線、一番前の車両にひとりで乗った。めずらしくシラフだった。そしてこれまためずらしく運転席ごしの前方に東京の夜の街が一望できた。

花金夜の車内は、煌々と明るく、酔いさざめいている人々の喧騒が充満していた。しかし、疾走しつづける電車の周辺は、思ったよりも暗く、シンとしている。中央線沿線は、平行して走る総武線もあり、線路面積が広い。考えてみれば当たり前だが、駅以外の場所の線路は、信号機以外の明かりがない。離れたところに立ち並ぶビル群は明るいが、人の気配は感じられず、冷たい光を発している。混んでざわめく車内との対比が面白く、異空間を飛んでいるようだった。昔、すきだった歌詞に
「あ~中央線よ。空を飛んで、あの子の胸につきさされ。」
というのがあった。古すぎる・・・おそまつでした。

明恵さんにもどる。

 若い時からずっと西行さんと明恵さんが好きだった。1000年まえのことだし、古文はムズカシイので、何が好きなのかよくわからない。
 半年も前からチェオボンツアーで頭がいっぱいだった。ツアーをするには、たくさんの方の助けも必要だ。ツアーがはじまると目の前の仕事を「うまくする。」ことで必死になった。お世話になった方たちに喜んでいただきたいとか、良かったと思ってもらって、また仕事もらいたいとか・・終了後、なんだか混乱していた。なんだかへんだぞ?・・と。向かうのは、そこではないはずだ。では、どこでしょう?そんなに簡単にわかってたまるか・・

一ヶ月経って、少しづつ思い出す。1000年前に森に入り、自然の恐ろしさを感じながら溶け込もうと修業した人々。西行さんと明恵さんがやったことは、結果的には全然違う。しかし私は、やはりこのふたりに強く惹かれる。電車に乗って、パソコンを操作しながら、じっと耳をそばだてて、地球や宇宙の声を聴きたい。森の中からにょろっと出てきたのが、たまたま作品でありたいと強く思う。

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