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なぜ人は描き続けるのだろう?

 ペトログリフの本をずっと見ていた。世界中にある古代の人が描いた絵。紙などないので、岩などに描く。描きにくいので細かくない。しかし、そこには素朴な力強さと美しさがある。

S10241jpg この写真は、トーの父親であるルートマニー氏がつくった人形である。彼は、ラオスのオブジェクトシアターを創設した偉大なる人物であるが、現在は退職まじかの公務員職をまじめに邁進中。・・が、とにかく、彼はモノを作っていないと気が済まない。旅をして、疲れて宿に辿り着き、さて寝ようかという時刻。どこかでゴトゴトと作業する音。探し当てるとルートマニー氏が、森で拾った流木で何か作っている。日本に来た時は、空き缶で。とにかく彼は、ひろったもので作らずにはいられない。あっという間に作ってしまう。作りは簡単。だけど、何か迫ってくるものが必ずある。そこに理屈はない。作らずにはいられないイマジネーションとパワー。それはきっと人間がもともと持っているものなのだろう。ゴタゴタ考えることなく表現し続けたい。と自分も思うのでした。

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