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2013年6月

日々のお食事

Img_2440 ラオスに住み始めた友人が、日々の食事をUPしていて面白かったので、ワタクシも・・と思ってチェック・・とんでもないことが発覚する。

写真は、「樹の舌」という植物。これを黒焼きにして、中身を食べる。美味。しかし、その日のメインディッシュは、豚の脳みそ炒め。

Img_2447 今日の朝のおかずはこちら、カエルの丸焼き。ハーブたっぷり水牛の臓物サラダ。デザートは写真のはじのランブータン。
 いままで慣れきっていて、ご紹介するには、あまりな内容だということに気がついていなかった。毎日健康でおいしゅうございます。

一年のブランク

 ラオス暮らしはひさしぶりで1年もブランクがあった。そのことに気が付いていなかった。まず、真水で身体を洗うわけだが、いきなりバケツで水をかぶり、「さむっ!!」と自分でびっくり。以前は、もっと寒い時期でも平気だったのに、やわい日本暮らしはすぐ人間をやわくする。次に同居人のつくったごく普通の料理を食べて「からい!!」といって呆れられ(これも以前はあたりまえ)、ラオス語の聞き取りはすこぶる悪くなっており、水処理だけのトイレにとまどう。やはり1年というのは、なかなか手ごわいものだ。

ハノイ

Img_2436 ラオスに向かう飛行機内で酩酊するほど酒を喰らわない。といつも心に誓うが、今回ベトナムはハノイで4時間もある乗り換え待ちの時間に、冷房はほとんど利かないが、人が誰もいない待合室を見つけ、一人くつろいでいると、ベトナム美人がやってきて写真のビールを進めた。ハノイというきいたことがない銘柄のビール。空港内だというのに1$だという。試しに飲むと、確かにアジアらしい癖はあるが、あんがいおいしい。自分で選んでおいて何だが、クーラーがないので、暑く、汗まみれだった。冷えたビールがうまい。ねえちゃんはきれいだ。というわけで・・ハノイで4本もハノイを飲んでしまう。

そのあと計画では、ハノイ、ヴィエンチャン間のフライト中に、綿々と流れる大河メコンを上空から撮影し、ブログに載せようと思っていたはずだが、撮っていたのは以下一枚。Img_2439

どうせ雲を撮るなら、熱帯の立ち上がる積乱雲を撮りたかったが、あとのまつり。

良く覚えていないということ。後悔先に立たず。

最近獲得した特技

 加齢により、なにもかもがぼけ始めている昨今。ひとつだけ急に出来るようになったことがある。蚊が飛んできて、我がお肌に止まる。針を刺した瞬間「いでっ!」とわかるようになったのだ。だから今年はまだ、蚊に刺されていません。

ラオスに行っても、この特技は有効なのか?これは興味ある実験である。日本の蚊は、やわい環境のおかげで少しぼけているのではないか?ラオスの蚊は、まず体積が日本の蚊より小さい。しかし、忍者のように用心深く技巧的で、素早い。ラオスには、テニスラケットのようなものに電流を流し、蚊を感電死させる蚊取武器があるが、いつもこれを振り回しても全然撃退できず、最後は自分が感電してしまうので、同居人に使用禁止を命じられている。復讐したい。

人食い人種

 ファンタジーのような面白い小説を読んでいる。その中でジャングルの中で遭遇した人たちが「人食い人種」かもしれないというシーンが出てくる。子どもの頃、人食い人種が登場するお話が大好きだった。こわくてドキドキしたし、この地球上で同じ人間なのにそのような人たちがいるなんてとても不思議だった。

さまざまなアジアの僻地を旅して、住んでいる人々にお世話になって、昔、ヨーロッパのキリスト教探検家が初めて遭遇した人々を「人食い人種」といったことがある意味よくわかるようになった。人はみんな、それぞれの方法で魂の在り方を探る。自然に近いところで住んでいる人々ほど、自然との交感を通して魂をみつめる。厳しい自然の中では、それらが奇習となって現れることが多い。10年ほど前、私が大きな手術をすると知った我がラオスのとうちゃんは、夜明けにこっそり私にひとつのお守りを渡そうとした。それは箱に入った白いサルの干し首だった。とうちゃんはボロボロ涙を流しながら、「これがきっとお前を守ってくれる。この首に乗ってうちの家族はみんな日本のお前のベットのそばで見守っているから」と言った。日本に家族いない私はたったひとりで手術を受けたが、怖くはなかった。もちろんそんなウロンなものをもって出入国することは無理なので、ラオスの方にこっそりあずけていたが、みんなの気持ちは空間を越えてやってきてくれた。人々は多様なのだ。しかし、魂を求める気持ちは、どこかでつながっている。

お買いものニッポン

 今月末にひさしぶりにラオスに行くが、ラオス在住の浦島太郎氏より、いろいろ買い物を頼まれる。はりきって引き受けたが・・

まず、普段どうしても必要なものしか買わないし、それも上演で使うものが多いので、いわゆる普通のショッピングモールに週末に行くことはなかった。で、行ってびっくり。週末の量販店。家族ずれでお祭り騒ぎ。商品は、ま~~あ、あるあるある。あふれかえっている。その上、浦島氏、頼んできたのが「某ボールペンの替え芯30本」とかその手の感覚。つまり使い捨てが基本の現在ではたいへんめんどうな買いものばかり。忙しさに走り回る店員さんに1個59円の替え芯の在庫あります?などときくと当然、豚でも見るような顔をされる。扇風機の羽だけとか、スコップの柄のないものとか売っているラオスとは大違い。なんだか疲れきってしまったショッピングでありました。

勉強

 こどものころ、勉強なんか大嫌い。かといって元気な子でもなく、ただのあほ丸出しだった。気がつけば、最近、ほんとによく勉強している。ラオスを中心にしたアジアのことなのだが、必要だから・・興味がむくむく湧いたから・・自然に勉強せざるを得なかったわけだ。ときどきその道の専門家に話を聞いてフムフムなどと言っている自分にびっくり!!まさか。

昨日、ある学術書をいただき大喜びし電車の中で読み始めて、まてよ。こんな難しい本読めるわけないじゃないか!!と思いつつ、興味深々読みつづけている(ただし、わからない言葉多数)相変わらず無学なことに変わりはないが、興味がわけば勉強ってすっごく面白い。・・と今頃、やみくもに学ぶ日々。

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