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料理の楽しみ方

この写真は、ラオス在住浦島太郎氏が先日帰国時におみやげにくれた調理道具。Img_3165ラオスの本物は石でできていて重い。しかし現地にいると自分も毎日使うので、大喜びでもらってきた。しかし、実際日本ではほとんど使わない。なぜなら、これを使う料理はみんな手がかかるものばかりだからだ。ラオスでは、調理に2時間くらいかけることは普通だし、自分も楽しく実践している。これは材料をいい感じにたたきつぶす道具。

「ラープ」という名物料理があり、日本人は「ひき肉料理」だと思っている人が多い。トーが来日時、ラープを作りたいというのでひき肉を買おうとしたら怒った。理由が「せっかく料理するのにつまらない。」それで肉の塊を買って、丁寧に火を通し、こまかくこまかく延々と細かく切る。だんだん機嫌が良くなる。たしかにひき肉で作るより一段と味も良い。ラオスの居候先でも同じことをする。だが・・日本にいるとなかなかこれができないのですよ。なぜかな?時間感覚と生きることを楽しむ感覚が違うのだと思う。私という同じ一人の人間でも違ってくるのだと思う。今日は、この道具を使って料理しようかな?でも時間ないなあ・・

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