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歌姫の悩み

Img_3183今回来日したラオスの歌姫。DVDでは何度も観ていて、その妖艶な美しさに圧倒されていたが、私服の彼女に会ってみると、どこにでもいるようなかわいいおねえちゃんなので拍子抜けした。しかし、いざステージに上がり歌い始めると変身。歌姫のもっている美しさは、人間が本質的に持っている色気というもので、自分を売り出すために演じられるセクシーとは別のもの。舞台上、すごく近くにいる私は、ドキドキしっぱなしだった。

楽屋でふたりしてレディーストーク。彼女は22歳。地方に住んでいる彼女の周辺はすでにみんな結婚している。ラオスは家族第一主義の国。私の相方トーなど、情熱的な仕事人と思われているが、我が子の予防接種の日は活動お休み。それがラオスでは当然なのだ。しかし、歌姫の場合、結婚するとやめる人がほとんどだ。野郎どもに交じって旅をすること。そしてなによりも圧倒的な色気がないと務まらない歌姫家業。人前で腰をくねらせる嫁を許容できるダンナは多くない。彼女は今、その帰路に立っている。そして気持ちは大きく歌姫でいることに傾いているが、ラオス社会はまだそのことに寛容ではない。つまり歌姫であるためには一生独身を通そうと考えているらしい。独身のまま、おばはんになってしまったワタクシに根掘り葉掘り聞く。しかし・・・わたくしの場合、ただの成り行き・・人生論ゼロ「どうなのよ。ちゃんと教えてよ。」と言い残しステージにあがる歌姫、またまた色気に圧倒されながら、どきどきしながら上演するわたくし。

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