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2013年11月

秋の森

なんとかとかんとかは、高いところが好きといいます。わたくしも・・

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ラオス語の難しさ

 小春日和のある一日、東京外語大の学祭にでかける。外大祭の楽しみは、世界中の食べ物が、リーズナブルに全部食べられること。インドネシアの語劇を観に行く。みなさん、日ごろの成果、および青春の情熱でとても熱く、なんだか心がほこほこと暖かくなる熱演でした。

東ティモールで仕事をしたとき、ちょっとしゃべったことがあるのでフト思う。インドネシア語には声調が無い。ラオス語課の語劇は、私だって少しは働いている平日の昼だったので、行くことができなかった。ラオス担当教授は「こ、今年は、何言っているのかわかったのよ~~」とそれに大感激の様子。そうラオス語は、カタカナで覚えてしゃべっても通じない。発音およびイントネーション命なのだ。いくら毎日ラオス語を勉強している学生とはいえ、1時間の劇を「通じるラオス語」で演じるのはたいへんだっただろうなあ・・それぞれ外国の言葉は難しいのだろう。私はラオス語の世界しか知らないが、これは日本語だけで生きてきた根本を揺るがすほど、言葉の基本姿勢が異なると思う。イコールそれは今まで知らなかった感覚を感じることでもある。

なんて悠長なことをいいているが、いまだトーは私の発音がわからなくなるたびに「くびだ!!」と騒ぐので、他人ごとでは全然ない。

日本語だって難しい。

劇団「カオニャオ」メンバーと仕事をするうえで、けんかの原因となる理由の一番は、私のへたくそなラオス語にある。「とっととラオス語が上達しなければコラボはおしまい。」とトーに宣言されてから2年になるが、いまだシドロモドロ。

この3カ月ばかり、ずっと慣れない公的文章を書いてきた。もちろん日本語。どうも書きたいことが書けない。堅い日本語の方が、ほんとうはさまざまな語彙がある。しかし普段縁がなかったので、頭をひねっても出てこないのだ。一生懸命書いてもなんだか変なので、忙しいからやめて!と完全逃げたがっている大学の研究者のかたに無理やりラーメン1杯をおごって見ていただく。そもそも「てにをは」からまちがっている。研究者氏が添削してくださった文章は、10倍ほど堅い語彙が使われているが、ずっとわかりやすく簡潔である。なるほどお~難しいものだなあ。研究者氏はもう二度とごめんだ。というが、今度はラーメンに餃子をつけて頼もうと決意するのであった。

通信について

ラオスの山の中に住んでいる父ちゃんの家には衛星電話がある。霧が多いその地域は天候によってつながらないことが多い。昨日、電話するとつながった。「快晴だからなあ。きっと日本まで快晴なんだろうなあ。」と父ちゃんは嬉しそうに言った。ラオスから日本まで3000kmの空が快晴というイメージが広がった。でも、ほんとは大気圏を突破して、衛星からの電波なんだよねえ。

繋がりすぎる通信事情の中、他のことでアタフタ大忙しのところに突然、明日までに処理してほしいという仕事がどんどん割り込んでくる。それもラオスに関すること多数・・トーに電話するとこれまたつながってしまう。「本番直前なんだよ!電話なんかするな!」と怒るトー。現場に携帯があることがいけない。昨日は一日中、どんどん勝手にやってくるメールやら、電話やら、チャットやら、スカイプやらに国際的規模でトーと私はいら立っていた。20年ほど前のラオスでは、一般家庭に電話はなく、伝書鳩からloveletterをもらった経験がある。不便だったけど、いつでも優しい気持ちでいたよなあ・・つい懐かしんでしまいます。

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