日本語だって難しい。
劇団「カオニャオ」メンバーと仕事をするうえで、けんかの原因となる理由の一番は、私のへたくそなラオス語にある。「とっととラオス語が上達しなければコラボはおしまい。」とトーに宣言されてから2年になるが、いまだシドロモドロ。
この3カ月ばかり、ずっと慣れない公的文章を書いてきた。もちろん日本語。どうも書きたいことが書けない。堅い日本語の方が、ほんとうはさまざまな語彙がある。しかし普段縁がなかったので、頭をひねっても出てこないのだ。一生懸命書いてもなんだか変なので、忙しいからやめて!と完全逃げたがっている大学の研究者のかたに無理やりラーメン1杯をおごって見ていただく。そもそも「てにをは」からまちがっている。研究者氏が添削してくださった文章は、10倍ほど堅い語彙が使われているが、ずっとわかりやすく簡潔である。なるほどお~難しいものだなあ。研究者氏はもう二度とごめんだ。というが、今度はラーメンに餃子をつけて頼もうと決意するのであった。
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