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ラオス語でいいな。

 せっかくバンコクで活動していたのに、写真が一枚もないのは、またしてもトーの野郎がメモリーカードをいつの間にか抜いて持って帰ったからでした。ばかたれ~~!!
 タイにおいてラオスと言うのはとても微妙。民族も違う。でも言語や文化は似ていて、簡単な単語なら私でもわかる。しかし、一般的にタイ側は、ラオスを文化の果ての野蛮な国と見ている傾向がちょっとあり、ドラマや映画などではラオス語をド田舎もんのお笑いネタに使う。一方ラオスは、タイのテレビをみているので、都市居住者はタイ語がわかる。でもやっぱりバンコクでラオス語を使うのは恥ずかしいという気持ちを持っている人も多い。が・・・カオニャオメンバーは、みんな普通にタイ語が喋れるのに、むこうに理解できる範囲ではしっかりきっちりラオス語でいう。たとえば「ありがとう」の正式な言い方。いちばんお笑いネタになることば。全然違うけど、つまりラオス語では超ずーずー弁に聞こえるらしいが、タイ人も知っている。
 私が無理して変な発音のタイ語をしゃべろうとしていると「ラオス語で言いな!ラオス語の方がきれいに発音できるだろ?ラオス語は美しい言葉なんだ。」とトーにいわれる。彼らのパフォーマンスが説得力を持つのは、身の回りにある普段なら捨ててしまうものをしっかり見て、美しいと思う信念を持っているからなのだといつも思うが、ラオスという文化に関しても同じことが言える。

しかし・・もともと私は日本人だし、ラオス語もきれいに発音できないし、タイで仕事をする限り、タイの方々と信頼関係を築く必要もあるし、ごたごた言い訳していますが、もっと微妙なのです。

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