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予定不可能

ラオスにいて、いちばん顕著に感じることは、予定、計画、予測など何もあてにはならないということだ。家人は劇団の役者で地方公演があると言って2週間分の荷づくりをしてある朝出発した。その夜、帰宅してみるといつもとかわらず夕飯の支度をしていた。旅の途上で車が壊れて戻ったそうだ。その3日後、再び出かけたがまた戻ってきた。毎朝、私は聞いてしまう。「今日は出発するの?」家人は言う「そんな今日のことなんて、今わかるわけないでしょう。」これは政府が企画している地方公演の話で待っていたのに劇団が来なかった地方の人々はどうしているのだろう?と考えるのは私だけ。誰も気にも留めない。Img_3567

自分の仕事も同じで、スケジュールなど絶対あてにしてはならない。はじめから無いと思った方が良い。そしてだまってここにいるだけで次々となにかがおこる。昨日は裏の家でさて豚をぶち殺して食べようとしたところで豚逃走。我が家に乱入。豚も命がけなので、私はPCだけ持ってひたすら逃げ回るが、家の中ぐちゃぐちゃ。そうかと思うと真夜中に親戚が亡くなったとかで大騒ぎ。そしていつでもなんとかなる。この最後が重要。私たちは予想していろいろ心配してしまうが、ここではうまくいってもいかなくても、いつでもなんとかなるのである。

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