お寺またはパチンコ店
最近ミャンマーから帰ってきたトーは、当地で由緒あるお寺にしっかりお参りできたことで、精神的にいけいけである。彼が敬虔な仏教徒で、それが豊かさの一因になっていることは認める。しかし、東南アジアの寺院のキンキラ派手派手さにどうも落ち着かない。
右写真が、トーが大感激したマンダレーのお寺。文化というのは、それぞれだ。ラオスでのある日、数あるトーさまご推薦ありがたいお寺にトー一家と出かけた。そのお寺の御本尊像は頭に後光をもっていらっしゃるわけだが、それが電気仕掛けのチャンスオペレーションだった。チャンスオペというのは、電動ルーレット。チカチカ光る丸い中を電気がチャカポコゲーム音をだしながらめぐり、ときどきジャジャーンとどっかに止まる。すると大当たり~というわけで音も光も一時ド派手になり、またチャカポコというくりかえし。日本では大きなゲームセンターまたはパチンコ店にある。そばに大きなドラがおいてあり、拝む時は、ドラも鳴らす。チャカポコジャジャ~ン、グワ~ングワ~ン。頭が割れそうになって外に出ると一家は晴れ晴れした顔で言った「どう気持が洗われたでしょ?」世界はまだまだ広いのだ。と思うのはそういう時。