この瞬間のために
この笑顔がみたくて、ラオスに来るのかもしれないと思った。
この日、私たちは、身障者施設で上演した。目の見えない方と耳の聞こえない方が同時にいた。わたしたちは、バランスにけっこう悩みながら上演した。最後にトーは観客のみんなに向かって「どちらのハンディーの方々も楽しめるように来年はもっと工夫します。今年は工夫が足りなかったごめん」と明言し、目の見えない少年が「でも、生演奏があって楽しめたよ。」とまたしてもはっきり言った。ここいらへんがね、内向的自己反省魔の日本人と大きく違うところ。
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