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生命力?

 ラオスの友人たちが、日ラオ合作映画に出演していたり、芝居の舞台に立っている中で、様々な国の方々から「専門の役者ではないのに、なんであんなに自然でかつうまいのか?」と聞かれる。20年以上前、ラオスに行き始めたころ、保健省のお役人や、図書館に勤めている人など、表現をなりわいにしているわけではない方々にワークショップをしたときから、私は瞠目していた。かれらは、うまいというよりきらきら輝くような表現をする。

自分自身そうだが、日本の人はどうしても自身に対する劣等感や人前で恥をかきたくないという感情などさまざまな余計な感情に支配されてしまう。ラオスの多くの人が、自分が生きていることそれ自体を肯定している。何をなしえたか?ではなく、今日生きていることがきらきらと輝いているのだ。つい最近までラオスの子どもの死亡率は非常に高かった。だから親は、たくさん子どもを産み、幾人か亡くした。残った子どもにとって、自分が生き残っていることはとても貴重ですばらしいことだった。それだけが理由ではないが、彼らは生きていること自体を思い切り楽しむ。それがそのまま何の装飾もなく舞台や映像に導き出される。私にはそう思える

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