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2016年4月

基準

 

某ラオスNGOのパーティーで料理作りを手伝い配ぜんする。日本のお客様、多くが質問する。「辛くないよね?」直前に食べているので味はわかる。それなのに答えがでてこない。ラオスの基準で考えたら「辛く無さすぎ」でもラオス料理を知らない日本の基準で考えたら、やはり辛いのではないか?この場合、まずラオスの普通基準から体験が始まってしまっているので、日本の基準がわからない。最近、強く思うのだ。日本の普通にどうも違和感をおぼえることが多い。料理なんていうのは嗜好の問題なので、悩むほどのことではない。しかし、生き方だったりすると、どうしたもんかいな・・別に一方的に日本がだめだと思っているわけではない。日本がすてきなことはたくさんある。一方で日本でそうに決まっている。と思われていることの中には、一歩外から眺めた時、変なことがたくさんある。そして出たり入ったりして暮らしていると、さまざまな基準があいまいになり、わけわかんない・・というのが正直な気持ち。

妹の出産

 ラオスの山奥の村に心の妹がいる。彼女は数日前、初めての子供を無事出産した。

日本でなにげなくfacebookを見ていると妹から「すでに頭がでそうだが、周りに誰もいない」というメッセージが入ってきた。・・そういわれても4000Kmくらい離れているのでどうしようもない。

実情はこうだ。その日の朝、少し痛くなってきた。親族は思った「初産は長くかかる。生まれるのは夜半過ぎだろう。」今、その地は農業が忙しい。妹を一人残してみんな遠くの畑に行った。畑は電波がない。しかし予想外にお産はどんどん進み、誰もいない状態で妹は家の壁に背を持たせかけた状態で自分で子どもを引っ張りだし、へその緒も自分で切った。後産も自分で行い、疲れ果てて横になっていると、みんなが帰ってきたというわけ・・前提として、村には病院などない。病院でお産というのは、はじめからない。

その間、気をもんだのは私一人。しばらくして衛星電話をかけ、末っ子の妹をはじめ16回お産経験があるかあちゃんに文句を言うと「まあ、初産で誰もいないというのはめずらしいが、二人目からはよくあることだよ。畑で生まれなかっただけでもよかったよ。」とフツ~の感じであった。

ピンク

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桜の季節。昔から桜は好きだが、ももいろというのは、受け入れがたかった。

きっと突っ張っているもんで、ももいろを女々しく感じたのだろうな

現在、やわらかくたおやかなももいろが心にやさしく響く。

ふだん東京23区の中のつまらん住宅地であるこの地区で、満開の桜の中を鳥たちが盛んにさえずりながら飛びまわっている。暖かく心地よい今日。鳥たちの楽園が出現したのはよくわかる。しかし、普段、風が強く冷たい雨が降り続く日など、このたくさんの鳥たちはいったいどこで生きているのだろうか・・

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