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2017年11月

国土の色合い

 ひさしぶりで四国から東京まで国内線飛行機の窓際の席にすわる。あきれる話だが、離陸した飛行機から大地を俯瞰してびっくりする。四国は、比較的大きな川が縦横に走り、瀬戸内海に流れ込んでいるが、その川が水の色なのだ。何言っているんだ?とお思いでしょう。私がここ20年ばかり上空からながめていた東南アジアの大河は、メコンをはじめとしてどれも茶色なのだ。緑濃いジャングル、間に広がる赤土の畑、そして蛇行して流れる真茶色の大河。これらを上空から見るとそのコントラストは鮮烈だ。しかし、四国のそれは、紅葉もありやわらかい緑色、Img_20171119_120636_1 そして川は水の色でそのまま海にそそぐ。なんておだやかでやわらかいんだろう。


天守閣

地方巡業中、姫路でオフがあったので、世界遺産白鷺城を見学する。日本の城は、山の上にある。急坂を登ってやっとお城入口到着。が、天守閣は更に6階上、もちろんエレベーターがあるわけない。お山ハイキングで鍛えているので、楽しく登って行ったが途中へたばっている年配観光客多数。昔お城が勤務先だつたお侍さんは、たくさんいたわけで、足腰が強かったのだなと感慨深い。

日本の不思議

約3週間の旅仕事。聞き覚えのない地名の場所でも、みっちりと住宅が建ち並び、コンビニが、しっかりある。全国同じ作りのビジネスホテルもある。つまり、どこでも同じように便利。私にとっては、それがかえって不思議で、どこにいるのかわからなくなる。

プロペラ機

Img_4685 写真は、ラオス国内で普通に飛んでいるプロペラ機、ガタガタゆれてのり心地は悪いが、比較的低空飛行をするプロペラ機が好きだ。雲の間から、山や川、畑が俯瞰できる。熱帯の縦に高く立ち上がった入道雲の間を縫うように飛ぶ。すごくわくわくする。最近はあまりきかなくなってしまったが、以前は飛行の前に必ずプロペラを回転させて点検していた。その素朴な回転音も好きだった。そして以前のモデルはもっとごつくて、見るからに危なかった。Y-11と呼ばれる11人乗りなど、必ず耳がガンガン痛くなったものだった。ラオスの航空事情もどんどん発展しているのだ。

 ところで、れっきとしたラオス航空という唯一の航空会社の飛行機でも、イロイロアブナイのでちょっと不安がある。そこがLCCを運航している。もともと危ない会社のLCCの安全性とはそれいかに?

クレープは日本生まれ?

 ラオス北部山岳地帯の小都市で仕事をしていて、大好きなロティーの屋台を見つけ駆けつける。ロティーというのは、インドの食べ物でお好み焼きとクレープの間のようなもので、ラオスではバナナやコンデンスミルク、ココナツ、バターを多量に使うので爆弾のようなカロリーをもった甘~いスイーツだ。屋台でその場で焼いてくれる。最近、ラオスではロティ鉄板のとなりにクレープ鉄板もそなえつけ、両方売っているのが流行り。焼く間雑談。日本から来た。というと「クレープは日本生まれだ。」と屋台の兄さん。「クレープはフランス生まれだってば」というと周辺の外野からまで、「いや日本から伝わったんだ。」と意見が飛ぶ。ラオスはフランスの植民地だったので、フランス文化の影響が強く残っていて、フランスパンなどがとてもおいしい。まあ、田舎のことだし・・と思って首都ヴィエンチャンに戻ってその話をすると、フランスとゆかりの深いトーまでが、ば~か、あれは日本生まれだ。と言い張る。なんなんだこの思い込みは??Img_4818_2

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