お名前騒動
トーの本名は、「ラタナコーンインシシエンマイ」である。海外がらみの仕事をするとき、彼の名前にかかわる人は、たいへん苦労する。本人は、トーでよい。というが、トーというのは、単なる「あだ名」である。ラオス語で表記すれば、そんなに複雑ではない本名。ところが英語表記となるとラオス人も確かめないとわからない。重要な役柄で出演している映画のタイトルロールに表記されているトーの名前。全然ちがいます。誰だかわかりません。以前韓国に行った時、大変流暢な司会者さんが、トーの名前を前にして絶句、冷や汗を流しながら「ラ・・ラタナコラ??」と言ったときは本人も爆笑してしまった。ラオス語→英語→ハングルでは正確な音など不可能。「世界の言葉はいろんな音なのさ。」とたいへん寛大なトーであった。
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