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歳月

 ケオと私が舞台設営時に交わしているどなりあいをきいて、青年海外協力隊の女性が「だいじょうぶなんですか?不良とおっかあのどつきあいのように聞こえますが・・」と言った。私がケオに会ったのは、かれがまだ10歳の時だ。Img_5015_2 私は子どもた ちに身体表現を教える先生で、ケオは生徒だった。他の子どもたちはどちらかというと良い教育を受けたいいとこのボンが多かったが、彼だけは泥の中から出てきた何も知らない悪ガキだった。そしてとびきり勘がよかった。それから彼は、何年か一度目の前に現れた。あるときはサーカスの見習いクラウンとして、2007年からは、いっしょに仕事をするオブジェクトシアターの仲間として。良い面も、悪い面もよく知っている。腹を立てたことも数限りなくあるが、ずっと変わりないこと。それは彼が奥の深いイマジネーションを持っていて、舞台に関することが好きで好きで仕方ないこと。写真は、彼の37歳の誕生日、フェスティバル前日、舞台監督の彼が夜遅くまで舞台設営をしている現場にHappy Birthdayを歌いに行ったときのもの。先生だった私、いつのまにか舞台のことになると彼に頼りっぱなし。

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