ひとりで稽古中、行き詰って近くの神社にお参りに行く。
ラオスの精霊を自称するワタクシ。ご利益をもとめてではなく、大きな樹に会いに行くのだ。ここ東京23区内、大きな樹は、神社にしかない。神社由来の看板を読んで知る。神社自体は鎌倉時代に建てられたが、最近、この地から石器時代初期、その後の弥生時代の土偶が発見されたそうだ。ラオスでは今でも、新しい土地に移動するとき、霊感がある人が先頭に立ち、「ここだ!!」と言うところにラクムアンというしるしを建て、そこを基準に村を作ってゆく。日本でも地霊が住む場所がわかる人にはわかるらしい。などと大きな樹と語り合いながら、ひたすらさぼっている。