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ラオスのドラマ

 ラオスで制作され放映されているドラマが話題だ。トランスジェンダーを正面から扱った内容。わが相方トーは主役の彼/彼女?と共に暮らす叔父夫婦をほんとの夫婦で演じている。

 以前作品創作のために3日間トランスジェンダーのカップルと共に過ごしたことがある。反省したのは、私自身がそのような人々をステレオタイプでとらえてしまっている事だった。ラオスにはたくさんいる人たち。そのひとりひとりが違う。見た目も身も心も女性である人から、外見は男性で無理ないが共に暮らしたい人は男性という人もいる。今でも連絡を取り合っている外見全く美女の「アキラ」は、怪力の持ち主で「やだ~恥ずかしい・・」といいながらバリバリ重い舞台道具を設営してくれて唖然とした。複雑なのだ。

 ところでドラマの中でトーが乗っている車が以前彼がほんとに乗っていた車。ローンが払えなくなり手放した車だった。公共交通機関が乏しいラオスでトーが車を持っているかいないかで快適度に大きな違いが出るわたくし・・感想よりなにより「車買い戻したのか?」と聞く。「あのな・・ドラマと現実は全然違うってしらんのけ?」すごい情けなかった。

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