« 2021年2月 | トップページ | 2021年4月 »

2021年3月

身体気象研究所

 外は春の嵐だ。こんな時、身体気象ということを考える。

今から30年以上前、田中泯さんが主宰なさっていた八王子の身体気象研究所というところに何度か通った。もっと身体表現力をみがくためにいろいろやっていたころのことだ。訓練はけっこう過酷で若い私はがむしゃらに「がんばれ」ば、なんとかなるのではないかと思っていた。身体と気象とは?などと考えることもできなかった。今、歳を重ね、あの頃より身体が動かなくなってしまってから身体気象ということが少しわかる気がする。特に昨年体調を壊し2か月入院し、現在も闘病中なのでかえって身体の声がよく聞こえる。特に今日の様に雨や風が強く気圧が低くどんよりとした日、昨日のように春らしさ真っ盛りで暖かく空が晴れてすがすがしい日、それぞれに私の身体は声を上げ、ちがう気象状況を表現する。若いころにこの感覚がもっと理解できたらよかったのに・・まあ、そんなにうまくいかないものだ。

町は動き続け、機器は故障する。

 仕事で大型バスタイプのレントゲン車に乗っている。その車が東京都内走行中、突然不具合になった。雨が降る中、ワイパーが動かないことから始まり、ギア入らず、ウインカーでず、メーター類もストップ、走りはヨタヨタ。ラオスツアー中はもっともっと怖い交通障害、たとえば鉄砲水にランドクルーザーが流されるとか、がけから転落とか、そういう目にあっているが、ジャングルの中での事故は、乗っている人だけの問題。今回、何が怖かったかというと、東京どまんなかの大通りで、他の人々たくさんを巻き込む恐怖。なぜならこっちは大トラブルなのに、周囲は猛スピードで動き続けるからだ。運転手さんの冷静な判断と でかくて真っ白なレントゲン車という目立つ車だったせいでなんとか事なきを得ず停止することができたが、機械というものは、AIだろうが、原子力だろうが突然不具合になるし、それはある意味、当たり前のことなのだ・・と思った次第です。

お経

 ラオスのトーが突然「般若心経を読んでヴォイスレコーダーで送れ」ととんでもないことを言ってきた。理由は・・彼の奥さんは少数民族で仏教では絶対ない(アイデンティティーのはっきりした民族で仏教とよくもめる)奥さんの妹さんが亡くなった。トーは彼女をとてもかわいがっていたそうで悲しい・・トーは敬虔な仏教徒でもちろんお経はあげられるが少数民族の方々の葬式でラオス流のお経をあげるのはまずい。トーが、というかラオスのラオ族の方が暗唱しているお経は般若心経をパーリ語にしたもの。なので日本式の般若心教を聞いて覚え、それをこっそり野焼き中(ご遺体は野焼きするそうで5~6時間かかる)に唱えようというモノ。すっげえ複雑なこと考えたもんだな・・で・・私の答えは「般若心経知らん」トーはびっくりこいて椅子から転げ落ちた。う~ん、トーがあまりに敬虔な仏教徒だったので、仏教徒のふりしてたかもしらん・・はあ??なぜ?と聞かれるが答えようがない。

« 2021年2月 | トップページ | 2021年4月 »

プロフィール

無料ブログはココログ