加熱する情報戦
ウクライナ大統領の日本向け演説の同時通訳に批判が多く出ているが・・他国の通訳を一度でもやった経験があるなら同時通訳者の苦労がよくわかる。ほとんどの外国語、日本とは文章構成が逆です。ラオス語の三流スピーカーの私は、書類翻訳でもどこから逆に訳していったらよいのかわからなくて頭を抱えることが多い。A4用紙丸々後ろから訳さなければ日本語として通じないことなど普通。
とにかくウクライナ侵攻に関しては、情報戦が激しい。ラオス在住ラオス友人がfacebookにプーチン大統領についてのコメントを載せたところ、「ロシアから」削除されラオス語で警告を受けたそうだ。ラオスはまだ冷戦中の1975年に共産主義国となる。このため革命当初はロシア色が強かったそうだ。トー一家が在住しているサーカス小屋もロシアによってつくられたボリショイスタイルだ。でも私が行くようになって30年ほどたつがロシアの影響を感じたことはすでになかった。しかしそれは表面上のこと、今でも言論統制はされているらしい。
「メコンの木霊(日記)」カテゴリの記事
- 初冬、夜の首都高(2023.12.08)
- 祈りが足りない。(2023.11.28)
- 理解できないから面白い?(2023.11.25)
- 来日したカオニャオ(2023.11.17)
- 魚のしっぽのスーツ(2023.10.31)