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2022年6月

Tokyo

休みなく毎日、成田空港に通って健康診断のお仕事。早く起きて電車に2時間乗って、働いて疲れて帰り、お風呂に入って寝るだけの日々。そんな中、成田空港から東京駅まで帰りだけバスに乗る。高速から見える東京、隅田や江東、そこはたくさんの川や水路に囲まれている。東京ってこんなに水の町なんだ・・初めて知ったかもしれない。Img_20220628_174833

月と青空

 月ときたら普通太陽だろう。しかし私は青空。短い期間でもラオスで暮らすとなんだかいつも空を見る。スコールの前にすごい勢いでやってくる恐ろし気な黒雲のかたまりも迫力満点だが、あの澄み切った青空はいつ見ても生きててよかったかも・・と思わせてくれた。そして電化される前のラオスでびっくり仰天だった月光!!月明りにこんなにも力があり、月自体もこんなにも美しいのか・・そのころトイレは必ず外、しかも家からそれなりに離れたところにあった。だから毎日、月光に照らされトイレに行った。夜の森の近く、菩提樹の影と月光、または月明りで怪しくおぼろに光るブーゲンビリア。スコールの後でいきなりパッカーンと広がる青空。それらはただそこに存在するだけなのになぜかいつも勇気をくれた。

フルーツ

 一番好きな果物は、ラオスの5月に熟す実の小さいマンゴー。これ日本で売っているマンゴーを思い浮かべてはいけない。形は似ているが味は全く別物。次が冷蔵庫でギンギンに冷やしたドリアン。食べたことないが日本では高くて買えない果物のひとつ。ドリアンはパワーが並ではないので食べ過ぎて熱を出したことがある。3つめが竜眼。これも同じものは日本にはない。しかし「ライチ」という名前で似たものが台湾などから輸入されている。実際には味も形態も少し違うが前述2つほど大きな違いはないし(マンゴーの違いには腹が立つので日本では基本食べないことにしている。)値段も高めだが、まあいいか・・くらい。近所のスーパーで見つけ買って食べました。コロナになってラオスに行けなくなり哀しいのだが、もしかしたら理由はおいしい果物が食べられないからか?トーに言ったら電話の向こうで「ちがうだろ・・まさかちがうだろ・・」と言いながらだんだん怒り出した。Img_20220605_073843-2

時よ!

 昨年、死にそうになってから時ということを考えるようになった。ラオスの人々は、日常的に私達より広い感覚で時を感じている。それは前世とか、来世ということも含めて生きているからだ。梅雨入りし、アジサイが美しい。しかし花はどんなに美しくてもはかなく散ってゆく。あたりまえのことなのだが、それが時というもの。花の季節は短く、散るために咲く。そのことを潔く受け入れ、散ってゆきたいと思う。Img_20220602_060337

どしゃぶりの湾岸

 150人強の健康診断を終えてレントゲンバスで湾岸を本部に向けて走行中。突如稲光が光り大雨になった。レントゲンバスはたいへん揺れる。その中で健康診断終了後のスタッフはデータ確認と整理をする。レントゲン車の中も嵐。外も嵐。海の上を走る湾岸道路。遠くのビル群は雨にけぶり蜃気楼のように浮かぶ。揺れる嵐バスの中でスマホを取り出し撮影を試みるわたくし・・大ヒンシュク・・しかし・・嵐の湾岸は案外美しかった。Img_20220603_132047

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