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月ときたら普通太陽だろう。しかし私は青空。短い期間でもラオスで暮らすとなんだかいつも空を見る。スコールの前にすごい勢いでやってくる恐ろし気な黒雲のかたまりも迫力満点だが、あの澄み切った青空はいつ見ても生きててよかったかも・・と思わせてくれた。そして電化される前のラオスでびっくり仰天だった月光!!月明りにこんなにも力があり、月自体もこんなにも美しいのか・・そのころトイレは必ず外、しかも家からそれなりに離れたところにあった。だから毎日、月光に照らされトイレに行った。夜の森の近く、菩提樹の影と月光、または月明りで怪しくおぼろに光るブーゲンビリア。スコールの後でいきなりパッカーンと広がる青空。それらはただそこに存在するだけなのになぜかいつも勇気をくれた。
一番好きな果物は、ラオスの5月に熟す実の小さいマンゴー。これ日本で売っているマンゴーを思い浮かべてはいけない。形は似ているが味は全く別物。次が冷蔵庫でギンギンに冷やしたドリアン。食べたことないが日本では高くて買えない果物のひとつ。ドリアンはパワーが並ではないので食べ過ぎて熱を出したことがある。3つめが竜眼。これも同じものは日本にはない。しかし「ライチ」という名前で似たものが台湾などから輸入されている。実際には味も形態も少し違うが前述2つほど大きな違いはないし(マンゴーの違いには腹が立つので日本では基本食べないことにしている。)値段も高めだが、まあいいか・・くらい。近所のスーパーで見つけ買って食べました。コロナになってラオスに行けなくなり哀しいのだが、もしかしたら理由はおいしい果物が食べられないからか?トーに言ったら電話の向こうで「ちがうだろ・・まさかちがうだろ・・」と言いながらだんだん怒り出した。