« 2022年7月 | トップページ | 2022年9月 »

2022年8月

シロクマ病

 はじめてシロクマを食べたのは19才の時、南西諸島に船で一人旅の帰り、台風に遭遇し東京に帰るための船が鹿児島で止まってしまった。しかたなく下船し食べたシロクマ。そのおいしさに参った!!本物はアイスではないが 昨今シロクマアイスが出回り買い求めるが、今年は重傷で毎日食べてしまう。もう完全にシロクマ中毒。Img_20220831_113525

友情と物欲

 もしかしたら今年中にラオスに行けるかもしれない。という話をするとトー夫妻が相次いで連絡してくる。嫁は、このメーカーの日焼け止め買ってきてね。トーはスケジュール帖と電話口で連呼。あの・・久しぶりに再会できるかもしれないってことはどうよ?は?とにかくスケジュール帖だってば・・若いころ、彼らのこの物欲第一主義に悩んだものだった。しかし、肌の弱い嫁はラオスで売っている日焼け止めでは荒れてしまうし、プロデューサー業のトーはスケジュール管理が大切なのにラオスにスケジュール帖はない。私達日本では、たとえ経済的に弱くても良質な必需品を簡単に手に入れることができる。彼らにとって必需品が来る=私が行くことなのだ。長い間に理解したことなので、ここでうまく説明することはできない。しかし、ラオスの人々ほど温かく迎えてくれる人はいない。ただ愛より先に生きてゆくための物欲が正直にあるだけなのだ。今はそれがとてもいとおしい。

世の中の多様性と我々の適応力

 バイトで企業健康診断の看護師をしている。最近、あちこちで起こる騒ぎの話。健康診断なので、服を脱ぐ必要が生じる。今までは厳密に生物的性別で男女を分け、脱衣していただいていた。ところで最近、企業側から○○さんは性別女性ですが、男性と一緒でお願いします。またはその逆。ということがある。突然ですが、ラオスははじめから多様性が混沌とある国だった。その上、パートナー劇団のカオニャオシアターは、男女およびそのどちらでもない方、少数民族でラオス語がパーフェクトではない方、ろうあの方がいっしょに創作をしているので、もうたいへん。それにすっかり慣れている私は、その手の多様性には驚きもしない。しかし、スタッフはどどどどうしよ~と大慌て。確かに、成人女性が昨日まで成人男性だと認識していた方の前で下着一枚になるのは抵抗があるだろう。でも、お医者さんには性別を問わずだいじょうぶでしょう?まあ・・いろいろたいへんであることはわかる。

お盆休み

 頻繁に会っている友がコロナ感染したため、おとなしく在宅で過ごす決意をしたお盆休み。・・が、最終日に日野在住の友宅乱入。まずそのあたりの甲州街道沿いはサルスベリの並木道になっており、サルスベリが大好きな私は楽しい。でもサルスベリ・・もともと熱帯の樹、夏しか見どころないよな。友宅、いきなりクジラのユッケがでてくる。美味。


Img_20220815_165813 Img_20220815_160323

誕生日の夢

 昨日、8月10日は64才の誕生日だった(まったくうれしくない!!) で・・忘れていた。が、夜寝ると鮮明な夢を見た。友と飲もうということになり居酒屋にはいる。するとそこにいる従業員はみんなゾウ。しかもカリカルチャーされたゾウではなくラオスのジャングルをうろうろしているリアルのらゾウさんたち。でも「へい、いらっしゃい!!」と口はきく。しかも日本語。席に着くと両手にのらゾウがのっそり立つ。そして「おまえな、今日誕生日だぜ。」というので、あっ!そうだ!と叫んで目を覚ました。前途多難・・

読書の夏

 出演するはずだった夏のフェスティバルがコロナのためにドタキャンになり舞台復帰第一戦はあえなく挫折・・地方だったせいもあって大幅にスケジュールが空く。お盆もあるし、コロナ感染も怖いし、というわけで腰を据えて長編を読もうと決意。「三国志」吉川英治を図書館から借りてくる。どうも人間の内面とか恋愛とかいう内容よりこの手の方が昔から好きなんですよ。20代前半でも一時、三国志にはまった。で・・中国ほぼ全土を舞台にしたスケールの大きな話だが、結局、内部割れとか嫉妬とか全体のスケールが大きくても、引き金になる事象はいつでもどこでもせこい。人間は限りなくせこいらしい。Img_20220806_103852

« 2022年7月 | トップページ | 2022年9月 »

プロフィール

無料ブログはココログ