出演するはずだった夏のフェスティバルがコロナのためにドタキャンになり舞台復帰第一戦はあえなく挫折・・地方だったせいもあって大幅にスケジュールが空く。お盆もあるし、コロナ感染も怖いし、というわけで腰を据えて長編を読もうと決意。「三国志」吉川英治を図書館から借りてくる。どうも人間の内面とか恋愛とかいう内容よりこの手の方が昔から好きなんですよ。20代前半でも一時、三国志にはまった。で・・中国ほぼ全土を舞台にしたスケールの大きな話だが、結局、内部割れとか嫉妬とか全体のスケールが大きくても、引き金になる事象はいつでもどこでもせこい。人間は限りなくせこいらしい。