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2022年10月

仮装

 ハロウィーンで町には仮装した老若男女があふれている。40年前、いちおうパントマイムで仕事をするようになったころフェイスペイントするものもなければ、コスチュームもなかった。コスチュームは借りたり自分で作り、歌舞伎の化粧道具でとりあえずピエロのメイクを作った。肌の弱い私は化粧品に負けてピエロではなく四谷怪談になることもあった。一方、まだ町では変わった格好をする人などいなかったので、立っているだけで人垣ができた。パフォーマンスを仕事にしたかったくせに、人前に出ると顔を上げることもできなかった私は、絶対に!!仮装することが必要だった。自分ではない人格。夢の中の自分にならないと人の前に出ることができなかった。今考えるとむちゃくちゃな気がする。

辛味考

 地元に韓国品専門店が出現。さっそくインスタントラーメンを数種類購入して食す。一番食べなれている「辛ラーメン」を食べたところ・・か・・辛い。唖然とする。ラオスに1年の半分くらいいたころ、辛ラーメンなど辛くなかった。というより辛くない日本ラーメンは物足りなかった。なぜならいつもホームステイをしていたので、辛いものが食べられないと生きていけなかったからだ。たしかにラオス、タイ、韓国どこも辛い。そしてコロナ禍で3年近く日本にこもっている間に辛味に対する耐久性が低下してしまったのだ。その間、薄味主義の病院に何か月も入院したりして ますます辛味耐久能力は低下。来週からラオスに行くのに・・どうしよう。もうラオスでわたくしめ、辛いものダメなの。日本人だし。などと言っても誰も相手にしてくれない。問題は、辛いものばかり無理して食べるとおなかを壊すということ。一見、だからどうした?とお思いかもしれませんが、ラオスで仕事をし、旅をする予定なのでこれはけっこう重大事

 

写真は辛くないかもしれない韓国ラーメン。

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リテラシーのこと

 ラオスの妹は出会った当時14才だったが、読み書きができなかった。8才から全寮制の縫製工場で一日12時間くらい働いていたので当然だ。そのころ私はラオス語学習を始めた。そして妹に短い手紙を書き始めた。そのせいで彼女は少しづつ字を覚え、その後SNSが広まると私との私信をはじめ積極的にfacebookに記事をアップしたりして現在、村で一番リテラシー能力が高いらしい。ラオスの村には、新聞も、雑誌も、看板広告さえない。テレビで放映される外国ドラマはすべて吹き替え。だから小学校で字を習っても使う機会が全くないため大人になると「国語」ということを忘れてしまう。ゆっくりなら字は読めるのだが、自分で文章を書くとか、長い文章を理解することができない。しかし彼らのコミュニケーション能力自体はとても高い。学者ではないのでよくわからないけれど リテラシーというのは限りなく奥が深い。

何が楽しかったのか?

 友とハイキングに行って友が撮影してくれた一枚・・見せてもらって驚くわたくし・・何がそんなにうれしいのか?大口を開けて笑っている。こんな顔していたなんて自分が信じられない。お山の自然にかこまれることがとことん好きらしい。

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