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カフェにて

ルアンパバーンのメコン河沿いのカフェでひとりたたずむ。客はひとりきり。現実は過酷なことばかりだが、こうしてメコンをゆっくり行き来する筏の渡しを眺めているとすべてが夢のように感じる。・・と暇な従業員、「マダム、コーヒーのおかわりはいかが?」と英語で聞いてくる。夢に浸っていた私、なにげにラオス語で「まだいらない」と答える。すると・・「げ、ラオス語わかるのかよ。聞いてくれよ、俺の暮らし・・」といきなり身の上話。もちろん困難な生活、家族を養う苦労を具体的に話始め止まらない。夢終了・・初対面のしかも客なのに。でもいいの。それがラオスのだいご味。Img_20221115_075539

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メコンの木霊(日記)」カテゴリの記事

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