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2023年9月

季節は巡る。あっという間に。

 韓国にいるトーが「ソウルはもう冬」と言ってきた。調べてみるとソウルの気温20度くらい。確かにラオスでは冬だ。そしていつものように高尾山裏ルートハイクをすると結構涼しかった。お山はもう秋。最近周囲がいろいろある。お亡くなりになる大先輩。急に職を変える人などなど・・人生はどんどんめぐってゆく。230922134436225

刻まれた味の記憶

 朝から何も食べておらず、次のスケジュールまで40分しかなかった。目の前に小さなベトナムフォー屋があったので飛び込んだ。

ラオスにはフゥーという麺があり、フォーとは似て非なるもの。どちらが好きかというとがぜんラオスのフゥーの方。話戻ると何も考えずにベトナムフォーをかき込み始めた途端 突然涙が溢れた。この味、けっして完璧においしいとはいいがたいけどすごくよく知っている。

 これはラオスで長い間居候をしていた家の日曜日の昼ご飯に必ず出てくる麺料理の味。その一族はタイダムという民族で一代前まではベトナムに住んでいた。しかしベトナムの中でも少数民族だった彼らは植民地からの独立戦争の際、フランス側に使われたため難民となってラオスに逃げた。その長い長い苦難の日々を様々な機会に知った。今ではラオスに同化して住んでいるが同居してみるとちょっとづつラオスとは違うものがあった。その一つがこの日曜日の麺の味だった。そのころ私はラオスの仲間たちとの創作活動のことでいっぱいだった。ほんとうはこの一族にすごくすごくお世話になり、さまざまなことを教わって生きていたのに、どこかで都合よくて便利。としか思っていなかった気がする。それからずいぶん経って、何も考えずにまずまず味のフォーを食べたとき、その時の事が一気にフラッシュバックしてきたのだ。フォーを食べながら泣き、そしてかれらのことばに謝っていた。あんなに愛情深くお世話してもらったのに、なんて無関心だったのだろう。本当はそこで重ねた日常の中からこそ学んだことがたくさんあったのに・・230913163133107

 

なつかしい写真

 facebookにアップされた過去の写真。少年のトーが写っている。この写真に私はいないが、このようなトラックバス(トラックの荷台を客席にしたバス)で長距離移動をしていたのだ。そして要所要所でバスが止まると、このように物売りの方々が殺到し、たぶんこれはセノーという場所だと思うが、客は落ち着いて良く選んで焼き鳥を買うのだった。私はいつもわけわからないままに強引なおばさんに焼き鳥を2本持たされ、いつのまにか会計も終了しておりバスが出発してから後悔するのだった。いまではもうこんな光景は少ない。なぜか・・バスの窓が閉まってクーラーが付いたから。考えてみるとすごいな。

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バジルのない夏なんて・・

 まだ猛暑が続いている。この夏、ずっと思っていたことをトーが聞いてくる。トーは現在、1か月の予定で韓国で仕事中。彼の疑問。気候は暑いのに韓国にバジルがない。ラオスでバジルはほぼ雑草に近く、どこにでもウジャウジャある。暑い季節、バジルを使った料理は爽やかでおいしい。日本でも今年、夏でもバジルはほとんど出回らなかった。あるにはある。でも一握りが高額・・とても不満なわたくし。夏の料理はバジルをこれでもかと使いたいのに・・ラオス仲間とエスニック料理を食べに行くとやはりバジル切れ。なぜだ??230829163414270

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