あさぬまちずこ
撮影:岩船ガン雅美
看護師だった私は、1980年からマイムを始めました。
汎マイム工房の研究生となり、2年後に独立しました。
「チョコレートファクトリー」というマイムユニットを組み、実験的な舞台作品を作りながら、マジックショーやダンス公演、人形劇にも参加して日本各地をはじめ、ヨーロッパや中国でも仕事をしました。
1992年、東南アジアのラオスにいきました。
豊かな自然と人々の暮らしに魅せられ、マイムを使って保健教育をしたり、地域を巡回公演するなどJICAやNGOに参加して活動を始めました。
その後、東ティモールやベトナム、タイなどアジア各地で活動しました。
2003年、ラオスで「カボーン・ラオ」という不思議なパフォーマンス集団と出会いました。
彼らは、いままで私が学んできた西洋の方法とはまったくちがった方法で作品をつくっていました。
2006年、カボーン・ラオの中心メンバーのひとりであるラタナコーンと「チェオボン」というユニットを結成しました。
現在、ラオスとのパフォーマンス交流を中心に、日本でも様々な方々とのコラボレーションやソロの作品を発表しています。