メコンの木霊(日記)

マイレージカード

 頻繁に乗るベトナム航空とタイ航空のマイレージカードを持っているが、その双方から「このままでは期限切れでマイレージが無効になりますよ。」という主旨のメールが来る。以前は10年もつパスポートが5年ほどでページ切れになってしまうため、はじめから5年パスを発給してもらうというくらい派手に海外に出ていた。なのでマイレージはたまりまくり頻繁にその恩恵で只のチケットを入手したりしていた。今・・どうしろというのだ!!タイ・ベトナム双方の運航状況を調べてみると特別便なるものが週に数回飛んではいる。しかし、それに乗れたとしても入国できるのは外交官など特別な方々で、私の目的地であるラオスなど飛行機すら飛んでいない。なにしろ航空便がストップして書類も送れないのだから・・ため息しかでない。

秋の終わり、洪水警報

 昨夜、低気圧が荒れ狂った。雨が上がったのでウオーキングにでかけると緑地の木々は昨夜の嵐で一斉に葉を落とし 樹は裸になり土の上には美しい落ち葉のじゅうたんが広がっていた。するとわちゃわちゃとどこからともなく揃いのヤッケを着た方々が現れ杉並区広報放送が突然サイレンを鳴らし洪水警報が発令された。緑地は川沿いにある。川をのぞいてみたが特に水位に問題は無いようだった。しかし私はラオスの恐ろしい河たちを知っている。距離の長いメコンはラオスで快晴が続くある日、突然もりあがって目の前で橋を流したことがある。中国山岳地帯に降った大雨の影響だった。乗っていた車が突然鉄砲水に追いかけられたこともある。けれども目の前を流れる杉並区の川は、昨夜の大雨にもかかわらずずっと平穏だった。河岸工事ってすごい!!そのかわり目の前の川がほんとに川なのかどうか・・考えてしまった。Img_20211201_101206

星降る夜に

 好きなK-popグループメンバーがニュージーランドで天の川をみて、生まれて初めて見た!!天の川って肉眼で見えるんだ!!と大感激している映像を見てびっくりした。なるほど・・そうなのか・・

私は幼いころ岩手県にいて 家風呂がなかったため夜に銭湯にゆきその行きかえり、いつも天の川を普通に見ていた。それでもラオスに通うようになり、電気の通っていない森の村々でみる今にも降ってきそうな星空に出会ったときはほんとに感激していつも夜空をながめていた。東ティモールではじめてあこがれの南十字星をみたときは「へっ?あれ?」と拍子抜けした。それは認識違い。南十字星の重要性は ながめることにあるのではなく昔、星を基準に位置確認をしていた時、とても重要だったのだ。つまり・・星というのは 時代、時間、場所でどんどん見え方が変わってゆくものなんですね。

やはり今はラオスの降るような星がとても見たい。・・と昨夜トーにいうと「いまじゃラオスでもあそこまでの夜空はほとんどみられないんじゃないかな。」と悲しいことを言っていた。Img_20211118_073039

河とくらし

 facebookのカバー写真に以下の写真を掲載したら 写真に写っている親戚たちがやんや連絡してきた。曰く「なんでわざわざこんな写真??」これは彼らが自分の畑に向かうシーンで毎日家の前で展開されるひとこま。実際には4年前の写真だが、今も全く同じ。毎日この暮らしの人々がfacebookで即反応というのも不思議なところはあるが、彼らにしてみたらたしかになんでこんな玄関先の写真をわざわざ・・「いや、ずっと東京にいるとすごく価値があるのさ。」というと「はあ・・?」・・そしてこれでもか!というほど河を渡り畑に行く写真、映像をfacebookでアップ。アメリカに難民として住んでいる友達たちからも「なつかしい。」と反響をもらっている。そのあと連絡してきた妹曰く「やっぱりなんでみんなが反応するのかわからん。」

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秋に囲まれて

 いままでせわしなく生きてきて、こんなに秋を満喫したことはなかった。文化行事の季節であり、ラオスも雨季があけて一挙に行事が始まる季節である。だから10~11月大忙し。そのまま年末・・だった。そして今年、毎日色が変わる木々をウォーキングしながら眺めている。紅くなった葉がハラハラと落ちてゆくのは寂しく 哀しい気持ちになる。しかしその静かな美しさは格別。写真は大田黒公園Img_20211118_101944

秋の夕暮れ

 日一日と秋が深まる。私の身体は一進一退だが来春完全復帰をめざしてなんとかウォーキング。近くに緑地があり、おかげで楽しくウォーキングができる。特に朝と夕方・・光がどんどん変わってゆく時間は興味深い。自分の影をこんなにじっくりみたのはいつ以来だろう。Img_20211111_151608 Img_20211111_151438

読みたかった本

 どんどん元気になっていく中、まだ働けないし、筋トレもできないので時間はいっぱいある。気になっていたけどちょっと重そうで敬遠していた本を集中して読んでみようと思う。さっそく図書館で借りてくる。写真は借りてきた2冊。「テヘランでロリータを読む」はイスラム革命下のイランで隠れて英文学を読みゼミをした女性たちの記録。「チョンキンマンションのボスは知っている」は香港でインフォーマルビジネスをして生きてゆくタンザニアの商人たちの記録。どちらもノンフィクションだが、私たちの日常とは全く違う価値観の中で幸せを求めて生きてゆく話だ。どちらもとても興味深く、考えさせられることが多い。そして私はやっぱり多様な価値観、ちがった環境での生き方に興味があるのだな・・

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身体の自由

 手術から1か月が経過した。駅前のスーパーまで買い物に行くことくらいはできるようになったが、身体の自由はきかない。モノを落としたら自力では拾えないし、モノを持ち上げたり 背伸びしてとったりできない。そんな中 町を歩いていてひやひやする場面が多い。突然飛び出してくる自転車やスマホから目を離さない人に曲がり角で出会ったとき、上手に避けるのが難しいのだ。お年寄りや体が弱っている人のことなど考えもしなかった自分を反省する。また長い間トレーニングすることが日課だったが突然それがゼロになるとあれよあれよという間に身体がぶよぶよ太ってきた。

写真はこれがないと生活できないマジックハンド。はじめおもちゃか・・とバカにしていたが、ボールペンでもつかめる。優れモノだ。Img_20211026_110828

緑地

 数日前に退院し、ひとり静にリハビリに専念。近くに善福寺緑地があり そこが最適。夕方、暑くも寒くもなく、人通りも多すぎず ヨタヨタと歩くには最高です。ちょっとベンチで休むと あっという間に蚊の大群が押し寄せひどいことに・・そういえば盛夏のころ連日30度超えのころは蚊なんかほとんどいなかった。日本の蚊は猛暑に弱いのか?Img_20211015_152115

夜明け

夜明けは、ビルの谷間からやってくる。ここは 東京ど真ん中の病院。朝5時、何台かあるモニターから危なげなパルスが聴こえ、ナースコールが鳴り響く。

私はスマホでBTSのLouder than bombsを聴く。2曲目は cypher pt3これはラップ。ラップ??いままで聞こうと思ったことさえなかった。今、大音量で破壊するところから始めたい。すべてが破壊されたところから新しくなにか始まる。

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