メコンの木霊(日記)

ラオス葬式の話

 ラオスの親しい友のお父様が亡くなった。まずfacebook上にお亡くなり直後のお顔が掲載され亡くなられたことが報告された。これよくある。私は看護師なのでまあスルーできるが一般の日本人にはかなりキョーレツ。しかしラオスの方々は素直に哀しみ日本でいうところの弔電のようなメッセージが相次ぐ。その後葬儀日程などが決定するとやはりfacebook上にQRコードが掲載されそれを開くと葬儀の詳細がわかる。現在首都では火葬だが野焼きだ。野焼きの焚火にロケット花火を投げ込みその打ち上げで哀しむのが流行り。哀しみ方いろいろだ。328422028_489173906528958_56720749145150

 

「タム」という行為

 1~2月はバイトの中心になる企業健診がほとんどないのでお休みだらけ。縫物をしたり、凝った料理を作ったり、あれこんなに家事好きだっけ?(掃除は嫌いです!)今日は 3時間かけてもつ煮込みを作る。どうしても夜のビールがうまくなるメニューを作ってしまうので、夜はひとり居酒屋状態。が・・一時ラオスの家庭に居候していた私は そこですっかり身についてしまった技?がある。それはタムすること。ニンニク、ショウガ、その他を叩き潰す行為。味のしみ方が全然違う。ラオスでは重くてでかい石でできた臼のようなものでおこなうが持ってくるのがしんどいので簡易の小さい器具を使う。今日もビールはうまいでしょう。2301310925308012

チームラボ

豊洲チームラボ体験。幻惑・・でもこれすべて体感。

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ミシンが好き

 寒い季節。ひさしぶりに暇だ。

若いころ 趣味「洋裁」と言っていた時期がある。パフォーマンス衣装を作らなければならないため無理やりはじめた洋裁修行だったが、いつのまにかとても好きになり 忙しくてもなんでもミシンを踏んでは何か作っていた。10年ほど前、何代目かのミシンは壊れそれっきりやめてしまっていた。暇になったのをいいことに友人にミシンを借りていろいろ作ってみた。楽しい!!!なんて楽しいの!!230123134935032

 

松林図に会いに。

 東京国立博物館で長谷川等伯作「松林図屏風」を展示中というニュースを見てさっそくでかける。ずっと生で見たかった絵。写真ではよく知っていたが、生で観るとやはり圧倒された。なぜか日本画、しかも水墨画に近いものが好き。一番好きなのは俵屋宗達だが、彼の代表作である「風神雷神」ではなく水禽図という小さな地味な作品を30分も口をあいてみていたことがある。松林図も「写実的」という概念からちょっと違う。淡いけぶるような絵なのに そこから湿った空気が風となって吹き抜けてくるようだ。離れて観るとまぼろしのようなのに 近づくと松の激しいタッチに思わず後ずさる。何かとても激しい哀しみを感じた。撮影OKでスマホで撮ったが、生の絵の迫力にアップするかどうか迷う。とりあえずアップするけど、なるべく生で観てください。

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2023年

 お正月は例年、ホテルで七味唐辛子売り。快晴の3日、四谷駅前の狭い敷地でホテルのリクレーションサービスとして気球があがった。気球は小学生のころ、ジュール・ベルヌの冒険小説に夢中になったころからのあこがれだった。しかしね・・狭苦しい場所で超厳重な警備体制のもと、5分間だけ上に上がる気球。ちょ・・ちょっと寂しい。

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薬の力

 ずっと問題があった奥歯をやっと抜歯した。昨年は背骨を手術し、先日はコロナになり痛かったり、熱発したりと忙しいがいつも薬の力に唖然とする。特に鎮痛剤。モーレツな痛みが30分後に鎮まる。そして抗生物質。でかい奥歯を無理やり抜歯したのに化膿することもなく翌日は普通に働いていた。たぶん普通に日本で暮らしている人は、あんがい当たり前だと思っているかもしれない。しかしラオスで歯痛をはじめとしたさまざまな痛みに苦しんでいる人、そして痛みは治るまで続くのが当たり前だと思っている人たちを見ていると私たちがあまりに医学の力で楽をしていることに驚く。たぶん戦場で負傷した人の多くはその傷の化膿から敗血症になり命を落としているはずだ。そして命を守るアオカビたち、抗生物質が誕生してまだ100年程度しかたっていないはずだ。以前は結核をはじめとして感染症になったらかなりの確率で助からなかった。私自身結核既往歴があるが、結核自体で「死」を考えたことはない。しかしこれが決してあたりまえのことではないということを認識したいと思っている。Img_20221228_074422

今年一番考えたこと

 活動のハイライトは 11月のラオス行きだったが1年を通してひっかかっていたのは 他国とのコミュニケーションとくに字幕ということだった。1月から2月にかけてトーと日本の演出家のトークに字幕を付けたが、いざ始めてみて全く頭を抱える。トーは日本の普通の感覚とは全く違う感覚でものをとらえるし、概念からして違うし、ラオス語の言葉、または日本語ともA=Bには絶対ならない。その深淵が知りたくて長い間ラオスと付き合っているのだが 知れば知るほど訳せなくなる。youtube世界の様々なコンテンツに字幕がすぐにつかないと文句を言う人が多いが、たとえば韓国のBTSのインタビューなど字幕を付けた人のとらえ方によって全然意味が違うことを言っていることになる。隣の韓国と日本でさえ感性はズレているのだ。今でもラオスの概念を受け入れるのが大変なことは山盛りある。ちがう感覚で生きている人々と協働してゆくには こちらも多様性をどう受け止めていくか真剣になる必要がある。Img_20221115_083250

冬至

 朝4時に起きて仕事に出かけることが多く、6時過ぎレントゲンバスはもう目的地に向かっているのにまだ真っ暗だった。ひたすら夜明けが早くなることを願う。そして22日やっと冬至。さすがに朝晩の寒さは身に染みる最近だが、全体的にはあたたかかったのか周辺は今が紅葉真っ盛り。青梅街道も家の近くもイチョウが黄色く舞う。昨日は高尾温泉にでかけゆず湯にたっぷりつかり、身も心も温まってビールもうまかった。Img_20221221_092904

プレッシャー

 Wカップやオリンピックのアスリートを見ていると全く信じられない。私がかなりプレッシャーというものに弱いからだ。ひとりで海外で仕事をしたりしてきたので強いのだろうと思っている人がいるが、とんでもない。20代から最近までずっと舞台で仕事をしてきた。舞台は毎日あるわけではない。どんなに頻繁にあっても前日は不眠でひどいときは食事がのどを通らない。それだけではない。未知の方と会わなければならないことがあるとそれだけで動悸がする。プレッシャーに打ち負かされると視野が狭くなる。全体を俯瞰してみられないと物事はうまく進まない。毎回一発勝負のアスリートは、本番で落ち着いて全体を俯瞰しなければならない。どんなに実力があっても世界の舞台でそれができるっていったいどんなメンタルなのだろうと思う。

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